カナダ=多文化!実際はどう??(りっちー)

 

はじまりました!留学!!

ついに!カナダでの留学生活がスタート!!

👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏

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さすが北国!想像してたより寒いです....というより冬の始まりが早い💦

9月後半になると、バンクーバーではダウンやマフラーを身につけている人がたくさん!!

(Siriいわく、本日のバンクーバーの最高気温は12℃、最低1℃⛄️⛄️ちなみに同じ日の東京の最高気温は30℃。)

 

雨季(raincouver)も本格的に始まる予感☔️

 

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日本の夏がすでに恋しいです。

 

飛び交う英語、見慣れない建物に標識、広大な自然と名前のわからない動物と植物と食べ物たち・・・

日本で暮らしていたら決して見なかったであろう、知らなかったであろうものに出会える楽しさを毎日噛み締めています!例えるならどうぶつの森で毎分3匹ぐらいのペースでレア虫を獲得している時の気持ちです。

 

前も研修ちっくなかたちで何回か海外に行っているのですが、、やはり大学生になった今、改めて日本を飛び出してみると、この年齢でしか感じられないものがあるんだな・・と実感。

 

そうは言ってもすでに1ヶ月が経ってますので新鮮さが初日より薄れつつ、、、、、

これ以上薄れたら初心のピュアな気持ちがどっかに消え去ってしまいそうなので、その前に!

今の自分じゃないと書けないであろうカナダ」について、主に私がこの目で見て感じたことを書こうと思います!!!

すでにカナダをよくご存知の方々にとっては突っ込みどころ満載な記事となっておりますが、わたしの主観ですので、どうか温かい目で読み進めてください。。🙇‍♂️🙇‍♀️

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初心の気持ちを思い出すために空港の写真を載せておきます

主に留学テーマである「多様性理解」という視点から書きますので、

私の留学内容をもっと知りたい方は、ぜひ前の記事も読んでみてください🤗

 

b-girls.hatenablog.com

 

 

カナダの多文化主義

カナダと聞けば「多様性社会」「多文化国家」を思い浮かべる方も少なくないでしょう。

カナダは1971年、世界で初めて「多文化主義政策」というものを行った国です。この多文化主義政策により、出身関係なく全ての人が平等に社会へ参加できるよう取り組みが進められています。

様々な人種や民族、多様性を認め合い、尊重するという考えが、国そのものに根付いていますので、カナダには世界中から多くの移民がより良い暮らしを求めにやってきます。なんとすでにカナダには200以上の民族が暮らしており、人口の半数以上は移民で成り立っています。

そう!カナダは移民とともに成長を続けている国なんです!!

 

 

 

カナダについて感じた「外側」の多様性

まずは、目で見てわかるカナダの多様性!実際に街に出れば、多様なエスニシティであふれているのは明らかです!

最初に多文化を感じたのはバスの運転手さん。人種もそれぞれですし、ターバンやスカーフを身につけてバスを運転する人もよく見かけます。

電車でも本当に様々な人種の方々が朝のラッシュ時に乗り合わせますので、車内では英語以外の言語もたくさん飛び交っています。ただもちろんマナーもそれぞれ。日本じゃありえないことをする人もたくさん見かけます。電車の列に並ばなかったり。

特に日常生活の作法や食べ方などでは出身の差が出ますが、「自分の中での普通」と異ることをしたからといって、ジロジロ見たり、笑う人はカナダにはいません。(日本だとありますよね。私は特に学校でそのような光景をみてきました。)

カナダでは、自分にとって当たり前じゃないこと」が「当たり前」に起きている環境にみんな慣れています。それも寛容な心を持ってるからこそできることなのかな。また国や地域によってはアジア人だからという理由で差別を受けることも、留学生の友達から聞きます。しかしバンクーバーでは全くそのような話は聞きません。

様々な国の祝祭を、出身国関係なくお祝いするのも、カナダの面白さだと感じました。最近だとメキシコの独立記念や中国の70周年記念です。またバンクーバーでは旧正月もお祝いするそうです。日系カナダ人コミュニティ主催のJAPAN フェスティバルも開催されるようで、楽しみです。🇯🇵

 

 

 

「内側の多様性」

内側の多様性、つまり目だけではわからないカナダの人の多様性理解についてです。

何度も言っていますが、相手の習慣・価値観を柔軟に受け入れられるカナダの人たちの寛容さは、国民に根付いている考え方なのかなと思います。たしかに現地のボランティア先の教育現場では、様々なルーツを持った子が同じ教室で学習していますが、「偏見・差別を行ってはいけない」と、先生たちは、幼い子どもたちにしっかりと教えています。

 

意外にもカナダでは、その人の出身や宗教、ルーツなどをしっかりと聞きます。(わたしは、いわゆる純日本人?ではないので、特に聞かれます。いつか記事で詳しく書きますね!)

カナダは様々な人種が混じり、「カオス状態」だと思っていたので、個々の文化や価値観は薄れてしまうのではと思っていましたが、逆に自分たちの文化背景を露わにすることで、相手の価値観を深く理解し、「真の多様性理解」が生まれるのかもしれません

また、文化というのは国や民族だけでは表せません。宗教、ジェンダーといったことも個人の文化に含まれます。もはやカナダの人々は「国」という枠組だけでは個人を判断しません。それだけでレッテルを張るようなことはしないのです。それよりも個人」としてのアイデンティティを形成しているいくつもの要因を、互いに尊重することで「多様性理解」を行っているのだと感じました。

これからも現地の人へのインタビューなどを通して、「多様性理解を深める方法」をより深く探っていけたらと思っています。

 

こういうことをカナダの人に聞いてみたいとかあれば、ぜひコメント欄に!!!

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LGBTの尊厳を象徴するレインボーカラーは街のいたるところで見られます

 

外から日本を見てみて

こうやって海外で新しいことを発見すると、いかにこれまで自分が狭い価値観の中で生きていたのかを実感します。

自分の知らなかった日本の側面を外から発見することも留学の醍醐味なのかな?また他の国の人の「日本の捉え方」に驚くこともあります。よくあるのが、アジアの文化が混ざってしまっていること。「〇〇SUSHI」と書いてあるお店をバンクーバーでは多く見かけるのですが、中には名前だけ寿司屋で、メニューに載っているのはタイ料理やシンガポール料理だったり。現地の友達に聞けば「ヌードルは全てJapanese Foods 。JapanaseといえばSUSHI。 」と理解に苦しむ答え方をされました。😅

一方で私の知らない日本のことわざや、日本の著名人について聞かれることもあります。他の日本人は知っているのかなって思って聞いても全然知らなかったり。(日本でめちゃくちゃ有名なペリーは、アメリカではさほど有名じゃないみたいな感覚かな。)

また麺類を食べる時に音を立てるのは、ここではマナー違反。日本では麺を吸う時に音を立てるのが常識だというのは、思った以上にどこの国でも有名なことらしいです。麺類を食べる時や、ラーメンなどの話をすると必ず話題になります。ちなみに私は音を立てる派ではないです。(少数派?)

 

いろいろ書きましたが、こうやって日本について話す機会があると、日本について広い視野から学べます。

一方で、自分の1つ1つの考えや行動が、日本人ならではの価値観や自分のバックグラウンドに基づいていたと気づくのも、留学中の方が圧倒的多いです。大切なのは海外にいても日本人としてのアイデンティティを自覚すること。そして誇りに思う部分はしっかり自信を持ち、自分の選択1つ1つに理由づけをしてみることで、自分という「個人」を形成している様々な要因を捉えることが可能になるのかな。

相手を理解するのも大事ですが、これからは自分の価値観についても、しっかりと自分自身と向き合い、深く考えていこうと思います。考えなんて、特に今の時期コロコロ変わりますけど😂

 

 

ではでは次の投稿もお楽しみに!!!

 

次回はバンクーバー紹介でもしようかな!!