ファーマーズマーケット増えてほしいな(ヨルダン・りん)
Farm Report 番外編 Shams El Balad, Farmers Market in Jordan
Thanks givingディナーの食材買い出しのために、ファーマーズマーケットに来た。Thanks givingの日に語学学校の生徒たちで、各自料理を持ち寄ることになった。私は日本食として、現地にある材料で作れそうな肉じゃが(といっても豚肉はハラームなので、肉なしにした😂)を作ると決めた。折角の機会なので、地産地消・無農薬の野菜を手に入れたいと思いやってきた。
ロケーション
Shams El Baladというお店に併設されている。市街地の一つであるレインボーストリート付近。このお店はWesternisedな感じだけど、おしゃれな雑貨が豊富でお土産選びにも最適な場所。
ここは無料でハーブ水が飲めて、休憩がてら楽しめる。コップはリユースで良き◎
Mujeb Organic Farm
平飼いたまご、小麦粉、ジャム、ラディッシュ、パプリカ、きゅうり、たまねぎ、かぼちゃ、たまねぎ、レタスが売っている。ここはオーガニック野菜を提供している。
たまねぎを1つ買おうと思ったら、お店の人がいいよって無料でサービスしてくれた…!
ここのファームの製品は、カリフールやセーフアウェイといったヨルダン大手スーパーにも売り出しているそう。ヨルダン産デーツもあった。
Al Majdal Farm
ここは柑橘農家さん。冬なので、旬の柑橘が豊富に並ぶ。ヨルダンはオレンジ(ボルトカーン)だけでなくみかん系(カラマンティーナ)も手に入る。ブラッドオレンジ、ネーブルオレンジ、ジャッファオレンジ、グレープフルーツなどなど。。みかん好きとしてはとても嬉しい。
スイーツ
マーケット内にはスイーツコーナーも。アラク(癖のある蒸留酒)のケーキがある。おしゃれ。
(アンマンにはキリスト教徒もちょこちょこいるので、こんな感じにお酒を扱うお店もある。真ん中がアラクで、水と割ると白く濁る)
ハーブやチーズも売っている。ヨルダンのタイム(ザータル)やセージ(マラミーヤ)ヤギのチーズは美味しい。
スーパーで買い物するのは便利だけど、たまにはこういうところで時間を過ごすのもいいなあと思った。農家さんとお話しできるから、生産者と距離が近く感じる。都会の生活に慣れていると、食材が並んでいるのは当たり前のように思うけど、やっぱり生産者がいないと食材は作れない。私は農家さんのお手伝いをしたことで、自然の恵みと、生産者の苦労や工夫を知ることができた。農産物は天候に左右されやすいから、気候危機による苦労はやっぱり大きい。そういうのをちゃんと知って、ちゃんと消費者として支援したいと思う。知るためには、農家さんの声が聞ける環境がすごく重要。だからこういうファーマーズマーケットって素敵な場だと思う。
まだこういうところはちょっと割高で品ぞろえが限定的なのがネックだけど、地産地消の良さが伝わって、徐々に広がっていったらいいな。
*ちなみに肉なし肉じゃがは留学生たちに好評でした(笑)
(りん)